摂食障害(過食症・過食嘔吐)のホームページ



【18】-5 便秘、むくみへとつながる「しくみ」

節食の影響も大きい便秘とむくみ

過食と食事制限の繰り返しの悪循環によって、慢性的な便秘、からだがとてもむくみやすくなる、などの不都合もあります。

過食の翌日にまぶたが腫れぼったくなり、顔がまるく大きく見えたり、足が太くなる、などからだに起こる変化は、その過食で一気に太ったからでありません。むしろ、過食の前にからだに食べ物・水分が充分行き渡っていないために、からだが貯めこみモードになっていて、その反動で過食の後にひどくむくむのです。過食をしたら顔がパンパンになって、それが嫌でその後よけいに食事を摂らない、というパターンは過食症によくあるパターンですが、結局次の過食の後に、よけいひどくむくむ結果につながるだけなのです。

からだが貯めこみモードになっていると、便秘にもなります。その上、過食それ自体がからだのリズムをめちゃくちゃにし、自律神経のバランスを崩すので、便秘の原因となります。過食と食事制限はいずれも便秘の原因になるもので、それを繰り返していれば慢性的に便秘、ということは充分ありうることでしょう。

過食後に下痢することもありますが、これは過食のせいで起こる消化管ホルモンの分泌異常によると思われ、これはこれでからだにダメージが加わっている状態です。

節食傾向が強ければ強いほど、むくみも便秘もひどくなるでしょう。