摂食障害のホームページ

*

タグ : 耳下腺・唾液腺

摂食障害で耳下腺が腫れるしくみ ① 耳下腺とは?

過食嘔吐・チューイングで顔が腫れて大きく見えることがままあります。

嘔吐やチューイングによって、耳下腺や顎下腺が腫れるためです。

「過食嘔吐やチューイングで、顔が腫れたり、まるくなるってどういうこと?」

「嘔吐やチューイングをするとなぜ耳下腺が腫れるの?」

こういった質問もよく耳にします。

それにはまず、耳下腺がどういう器官なのかを説明しましょう。

耳下腺は、唾液を産生する唾液腺という器官です。

左右の耳たぶの下からあごのあたりに、耳下腺があります。

耳下腺で作られた唾液は、1本のクダに集まります。

そのクダが、顔まわりの筋肉をまたいだり、つらいぬいたりして、口の中の出口(耳下腺開口部)につながります。

その耳下腺開口部から、耳下腺で産生された唾液が、口の中に分泌されるわけです。

耳下腺開口部は上の歯の奥歯の外側の頬粘膜にあります。

その部分は、耳下腺乳頭ともいいます。

左右にひとつずつ耳下腺がありますので、耳下腺開口部も左右の頬粘膜にひとつずつあります。

過食嘔吐やチューイングで顔がまるく大きくなる?

質問)
 
過食嘔吐やチューイングで、顔がまるくなるのはどうしてですか?

考察)
 
顔のまるみが増す原因として、耳下腺・顎下腺の腫れが考えられます。

「おたふくかぜ」は、おたふくかぜウィルスに感染し、急性期に耳下腺が腫れる病気です。

耳下腺が腫れると、「おたふくかぜ」の名前の由来でもある、しもぶくれの「おたふくさん」のようになります。

おたふくかぜとしくみは違いますが、摂食障害でも耳下腺が腫れることで顔がまるく大きくみえることがあります。

耳たぶの下からあごのあたりにかけて、耳下腺はあります。

左右の耳下腺が腫れると、耳たぶの下からあごにかけてふっくらするので、顔がまるく大きく見えます。

顎下腺は下あごのあたりにあります。

顎下腺が腫れると下あごがふっくらするので、これも、顔がまるく大きく見えます。

嘔吐やチューイングでは「著しいやせ」を伴うことも多く、身体はほっそりとしています。

それに比較して、耳下腺や顎下腺が腫れた顔が、よりまるく、大きく見えてしまうのでしょう。

吐きダコを根本から無くすには