摂食障害のホームページ

*

【3】-4 摂食障害と子育て その2

摂食障害を抱える母親は、子どもを虐待する率が高いという報告があります。

母親にうつ病があると、
子どもへの身体的虐待や精神的虐待、ネグレクトの危険が、
2~3倍に高まるとも言われています。

摂食障害女性が育児中に虐待するリスクが高いのは、
うつ病との関連もあるのでしょう。

しかし、うつ病を併発していないとしても、
過食や過食嘔吐、チューイング症状が常習的となっている場合、

過食に夢中になっているときは自分に余裕がなく、
子どもに注意がむけられなかったり、
過食や過食嘔吐をがまんしてイライラし、

子どもを邪魔物のように感じたり、
子どもがいるから、思う存分過食したり、過食嘔吐したり、チューイングしたりできないと感じたり・・・

母親がこのような心理状態で育児をすることは、
虐待やネグレクトにつながるでしょう。

しかし、母親が摂食障害を患っている場合、
上記のように感じることになんの不思議もありません。

なぜなら、

摂食障害の方にとって、
過食や過食嘔吐、チューイングは、
それこそ生きるために必要なものだからです。

治すことをあきらめてしまっている場合はなおさらです。