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【3】-1 摂食障害女性の妊娠 母体への影響③

妊娠が摂食障害の悪化をまねく要因として、母体の精神的なストレスの増加も挙げられるでしょう。

妊娠することで症状が改善することを期待する方が多くいる一方で、妊娠しても症状は止まらず、逆に増悪することもあるのが現状です。

摂食障害の方は罪悪感が強く、自分を責めてしまいやすい特性があります。

妊娠していて
自分1人の身体ではないにも関わらず、

過食や過食嘔吐、チューイングなどの症状が出続けることは、彼女たちの自責の念や罪悪感を大きく刺激するでしょう。

おなかの子どものためにも、
症状を止めたいと強く願いながらも、

それが叶わないときに、
彼女たちの受ける精神的なストレスは、はかり知れません。
そして、この大きなストレスが、次の過食や過食嘔吐、チューイングをまねくのです。
妊娠・出産は「あたりまえの生理現象」とも言えるでしょうが、
ときに命がけのことになりうる不安要素を含んだ、重大な女性のライフイベントです。

たとえ症状がおさまっていたとしても、妊娠という常と異なる状況は、摂食障害の女性に精神的なストレスを与えるでしょう。

妊娠に伴う精神的なストレスの増加は、摂食障害を悪化させるのです。