摂食障害のホームページ

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【1】-4 過食と突然死

身体が飢餓状態にあるときに、急激に食べ物を摂取すると、死の危険性があります。
人類の長い歴史のなかで、経験上知られていることです。
健康管理の目的で絶食する場合、絶食後の食事摂取に細心の注意を払うのはそのせいでしょう。

長らく摂食の無い状態の身体に、一気に普通の食べ物を大量に取り込んでしまうとどうなるのでしょうか?
まず、急性胃拡張となる可能性があります。
そこから胃破裂や胃壊死に至れば死亡する危険があります。

また、ダンピング症候群様の病態を合併する可能性もあるでしょう。
ダンピング症候群によって身体をめぐる血液量が減少してさらなる脱水となり、ミネラルバランスも崩れます。
ただでさえ、飢餓状態にあって非常に危ういバランスで生きている身体にとって、
この脱水やミネラルバランスの異常は致命的となります。
ミネラルバランス異常の一つである低カリウム血症は、致死的な不整脈を起こします。
心臓が止まるのです。

摂食障害のなかで、過食と絶食を繰り返しているような方や、著しい低体重を伴っている方がいます。
これらの方々には上述の病態が引き起こされる可能性があります。

過食が止まらなかったら死ぬしかないのかな