摂食障害のホームページ

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【13】-7 医師を含む医療従事者、専門家は摂食障害、過食症をどう認識しているか ② 摂食障害医療の未来

アレキシサイミアにより患者さん自身が苦しみを感じることができない状態が、医療従事者の危機感を麻痺させてしまうのかもしれません。

医療従事者は、決して、患者さんに引きずられて、摂食障害、過食症を見逃し、放置し、病状をより悪化させることの無いようにしたいものです。

そもそも、摂食障害、過食症は、難治であり、症状が10年20年と長く続き、癌などの重い身体合併症の可能性も孕む、非常に深刻な病気です。

それを知っても、この病気の大変さがよく分からない、実感できないのは、摂食障害の患者さんであれば当然ありうることで、それが病気の特徴なのです。

重要なのは、医療従事者は、そこに巻き込まれてはならない、ということです。

摂食障害、過食症を治療する医療の側が、食行動の異常の線引きを見誤り、摂食障害、過食症の病気としての深刻さを理解できていない状態では、摂食障害医療に未来はありません。