摂食障害のホームページ

*

【13】-2 摂食障害が患者さんから奪うもの ② どんどん身動きが取れなくなる

過食、過食嘔吐、普通食嘔吐、チューイングなど、明らかな摂食障害の症状があるのに、症状を止めるため、治すために一切行動しない人は、摂食障害、過食症に大勢いますが、それこそが病気の症状のようなものです。

一切行動しないのではなく、多くは自覚の無いままに、病気にからめ取られ、行動できなくなっているのです。

そして、患者さん自身が、摂食障害、過食症について知り、自分を病気と認める努力をしないかぎり、その傾向はますます固着していきます。

残念なことに、依存症の患者さんが病気の恐ろしさに気付いた時、すでに様々なことが手遅れになってしまっていることは少なくありません。

あなたが、過食、過食嘔吐、チューイング、下剤常用をしているのであれば、今が、あなたにとって、最も大きなチャンスのときです。

過食、過食嘔吐、チューイング、下剤常用など、症状に頼ることで、とにかくあなたは今まで生き延びることができました。

しかし、それと引き換えに、過食、過食嘔吐などの依存にふけるためにこそ、自らの可能性を狭め、選択肢や自由は奪われていったはずです。

今、摂食障害、過食症の傾向について知り、自身を病気と認める努力を始めることが、少ない中にも選べる選択肢が最も多く、不自由な中にも一番自由があるときです。