摂食障害のホームページ

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【12】-1 摂食障害と万引きのカンケイ はじめに

常習窃盗を犯す人々の中に、精神障害による病的症状として窃盗・万引きをくり返してしまう一群があります。

摂食障害・過食症の患者さんの中にも、万引きをくり返している方がいます。

摂食障害でくり返される窃盗・万引きは、摂食障害の独特の心性と結びついた病的症状のひとつでもあります。

窃盗・万引きは犯罪ですが、摂食障害でくり返される万引きは、病的精神状態の関与無くして語れません。

常習窃盗を病気として捉え、治療の対象としている専門の治療機関は、日本では稀です。

摂食障害単独であっても、一般的な医療機関からは避けられたり、満足な治療が受けられない現状があります。

摂食障害・過食症にくり返す万引き(常習窃盗)まで合併した場合、それに適切に対応できる医療機関は絶望的に少ないと言えるかもしれません。

摂食障害の方に見られる窃盗・万引きは、司法もからむ非常に複雑な問題で、解決への行程は困難を極めています。