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【10】-4 1型糖尿病 ① 1型糖尿病があると摂食障害を発症しやすい?

1型糖尿病も、摂食障害と関係の深い病気です。

1型糖尿病は小児期に発症することが多い病気です。

1型糖尿病を児童期~思春期に発症した女性は、摂食障害を発症するリスクが高い、というデータがあります。

治療として食事療法が必要になりますが、その食事療法に伴うストレスなども要因として挙げられているようです。

摂食障害は小児期に発症することもまれではありません。

1型糖尿病という大きなストレスを前に、過食、拒食、体重へのこだわりなど、摂食障害の典型的な症状が早々に外在化するのかもしれません。

また、1型糖尿病であれば、定期的に内科や小児科など医療機関を受診するものです。

ご家族も相談しやすい環境があるでしょうし、患者さんの様子から医療従事者が摂食障害の兆候を見つけやすいでしょう。

摂食障害は病識に乏しい反面、自分自身の食行動の異常について何かがおかしいと感じているものです。

過食や過食嘔吐については、症状を強く恥じて、絶対に周りにばれないようにと振舞うことも多いのです。

摂食障害単独では、見逃され、見過ごされていたものが、1型糖尿病という基礎疾患があることで、早期発見されているのかもしれません。

これは恐ろしい想像ですが、すべての摂食障害が明るみに出た時、1型糖尿病に摂食障害を発症する率と摂食障害の発症率にさほど差が無い可能性もあります。