摂食障害のホームページ

*

【10】-3 2型糖尿病 ⑦ 2型糖尿病と摂食障害 その4 過食、過食嘔吐と経年増加

また、ずっと過食と絶食の帳尻のあった状態ではいられません。

過食症、摂食障害は依存症でもあり、依存症の症状は徐々に増えていくものです。

過食症であれば、過食食材の量も、過食に要する時間も増えていくのが当たり前なのです。

今は過食と絶食で帳尻を合わせていても、ゆくゆくはそのバランスが崩れ、肥満、糖尿病への道を歩くことになるかもしれません。

過食嘔吐に関しても同じようなことが言えます。

過食しても吐いてしまえば、吸収される栄養に対してのインスリンの分泌は、ただ過食するだけよりも少なくてすむでしょう。

しかし摂食障害、過食症というものは経年増加していき、徐々に過食嘔吐の回数、量、時間が増えていきます。

年齢とともに嘔吐しにくくなる方もいます。

過食と嘔吐のバランスが崩れて過食に傾けば、やはり肥満、糖尿病を発症しやすいでしょう

過食症、摂食障害であれば、過食という症状に伴ってインスリンがより必要になり、それが膵臓のインスリンの枯渇を早くに招くことになります。

また、過食は高血糖や低血糖を招く危険があり、それによりインスリン抵抗性の増強、膵臓のインスリンの分泌低下が起こり得ます。

過食と絶食をくり返している場合、その症状自体が非常に危険な上、インスリン抵抗性がついてさらに高血糖に陥りやすくなるでしょう。