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【10】-2 糖尿病とは ⑦ 高血糖の害 その2 糖異常代謝産物の害

もうひとつ、高血糖の害悪は、過剰な糖が代謝され生じる複数の物質が、血管障害や細胞障害性を持つことです。

通常であれば、血管内の糖はすみやかに肝臓や骨格筋でグリコーゲンに形を変え保存され、糖の余剰分は脂肪細胞に脂肪として蓄積されます。

糖尿病ではその行程がうまくいかず、食事のたびに多量の糖が体内をさまようことになります。

このあふれた糖が、異常な代謝経路に入ってしまい、血管障害・細胞障害性を持つ代謝産物の増加や活性化を引き起こします。

数多ある細胞に酸素や糖などの栄養を届け、物質をヤリトリするために、人の身体には血管が細かく張り巡らされています。

身体のすみずみの細胞にまで血流がゆきとどいた状態で、あらゆる臓器は正常に機能します。

高血糖はこの細かく張り巡らされた血管にダメージを与えるため、さまざまな臓器に深刻な障害が生じるのです。

糖尿病の三大合併症である糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害は上記により生じる微細血管障害、神経細胞障害が病気の本態です。