摂食障害のホームページ

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【9】-5  妊娠全経過と摂食障害のカンケイ ③ 摂食障害女性の産科的な合併症 その3 子どもへの影響

摂食障害では偏った栄養摂取しかできずに、特定の栄養素の不足が生じる可能性があります。

妊娠時に栄養素の中で葉酸が不足すると、子どもに二分脊椎症という先天奇形を引き起こすことが知られています。

葉酸は、胎児にとってなくてはならない栄養素の一つで、母体自身の身体の蓄えに依存しています。

摂食障害の影響で、通常母親の身体に蓄えられているべき葉酸が少ない場合、子どもに二分脊椎症が起こりやすいでしょう。

サプリメントで葉酸を摂る、などの対処は大切ですが、そうすれば全ての問題が解決するというわけではありません。

妊娠や胎児の成長に欠かすことのできない栄養素が、現代の科学ですべて解明されているわけではないからです。

その解決法として唯一確かなものは、母体となる女性が、妊娠前から多彩でバランスのとれた食生活を送ることです。

自分自身の身体が求める食べ物を察知し、それを摂取することです。

しかし、これができないのが摂食障害なのです。