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【9】-4 妊娠にふさわしい体格・体重増加 ⑮ 摂食障害とのカンケイ その10 潜在的な摂食障害?

母親の「やせ」や妊娠中の体重増加量の不良は、妊娠分娩経過やお腹の子どもの将来に害を及ぼし得るものです。

これらの啓蒙が十分に行われてなお、妊娠中に望ましい体重増加を果たせない妊婦さんがいるとしたら、そこにはかなりの数の摂食障害患者さんがいるとしか思えません。

あなたがBMI 18.5未満で、これまでの知識を十分理解できても、妊娠による十分な体重増加に抵抗がある場合、妊娠を考える前に自分自身に摂食障害の兆候が無いかよく考えてみてください。

ある摂食障害の妊婦さんが産科の先生から、「あなたの体格の場合は、お産までに7~9 kgぐらい体重が増えるのがいいね。」 と言われたそうです。

彼女はそれを聞いて、7kgまで増やして良い、と思ったそうです。

摂食障害であれば、その思考回路は極自然なものです。

幅を持った体重増加を医師から提案されても、少ない方の体重増加にゴールを設定するのは、摂食障害のやせ衝動の影響です。