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【9】-4 妊娠にふさわしい体格・体重増加 ②

妊婦さんの体重は、徐々に増えていくのが望ましいとされます。

短期間に体重が増えすぎたからといって、妊娠中一次的にでも体重を減らす行為は危険です。

なぜなら、妊娠中の母親の体重増加は、お腹の子どもを健やかに産むために、非常に重要な要素となるからです。

妊娠中の体重増加は、その方自身の妊娠中の健康状態と、お腹の子どもの健康状態に大きく影響します。

一般に、妊娠中の体重増加量が大きいほど、お腹の子どもの出生体重も大きくなる傾向があります。

子どもはお弁当を持って生まれてくる、とも表現されます。

巨大児などの例外はありますが、ある程度大きく生まれた方が安心なのです。

そのお弁当は、お母さんが準備します。

母親となる女性の身体そのものと、母親が妊娠中に食べたものとが、胎児の身体を育みます。

生後1年未満の子どもの死亡率を乳児死亡率といいますが、乳児死亡率は出生体重が少ないほど高くなるという事実があります。

出生体重は子どもの生命予後とも関係する重要なファクターです。

「小さく産んで大きく育てる」の概念は、そうせざるを得ない場合を除き、望ましいやり方ではありません。