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【9】-3 Barker仮説とDOHaD ⑩ 乳幼児の生活習慣

あなたが、子宮内低栄養の影響で低出生体重児として生まれた子どもの親だとします。

子どものために、これから何ができるでしょう。

生活習慣病になりやすい性質かも、と知っているだけで違うでしょう。

幼児期の肥満など、なにか気になることがあった時に小児科医に適宜相談するなど、対応が早くなります。

また、乳幼児期に生活習慣をより良好に保つことで、生活習慣病をなるべく遠ざけることができるかもしれません。

胎児期から乳幼児期に至るまで、子どもの身体は旺盛な発達期にあります。

乳幼児期の環境の質に合わせた可塑性が発揮される場合もあり、これは体質の変化の余地があるということです。

乳幼児期により良い生活習慣を送ることは、生活習慣病になりやすい体質をも変化させうる可能性があります。

乳幼児のより良い生活習慣とは何でしょうか?

明確な指針はありません。

食生活に関しては、乳児期に母親の母乳を飲むことや、幼児期にはバランスのとれた多彩な食生活を送ることでしょう。

運動・休養に関しては、よく遊び、よく寝る、ということでしょう。

子どもがバランスよく食べることは非常に難しいことですが、食卓が温かく、楽しさに満ちていれば大きな問題はありません。

乳幼児期に最も大事なことは、安心で安全な家庭環境で、健やかに暮らすことです。

子どもが安心で安全な家庭環境で育つことは、子どもの生活習慣をより良い方向に導き、将来的にも良好な生活習慣の礎となります。