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【9】-3 Barker仮説とDOHaD ④ しくみ 2型糖尿病 その1

なぜ胎児期に低栄養に曝されることで、将来的に生活習慣病になりやすくなるのでしょう?

2型糖尿病発症の面から考えてみます。

胎児の糖の流れを追ってみましょう。

胎児は栄養のすべてを母親に依存してします。

胎児の栄養源は母親の食べるものと母親の身体自身です。

胎児の血糖は、母体の血糖をそのまま反映しています。

一方、血糖を下げるホルモンであるインスリンは、胎児の膵臓から分泌されています。

胎児が使うインスリンは、胎児自身の膵臓が分泌したものなのです。

血糖の上昇は、インスリンを分泌する上で、最も強い刺激となります。

胎児は母親から糖をもらって、自分でインスリンを分泌し、糖を細胞内に取り込み、成長していきます。

胎児期に適度にインスリンを分泌することが、胎児の膵臓の発育を促すと思われます。