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【9】-2 妊娠中期 ~後期 妊娠糖尿病 ⑧ 摂食障害とのカンケイ その3 「やせ」と妊娠糖尿病

若年期に「やせ」で、将来的に妊娠糖尿病を発症する女性のなかに、低出生体重で生まれた方も含まれているでしょう。

低出生体重児が将来的に妊娠糖尿病や2型糖尿病となる機序は、インスリン分泌不全が考えられています。

低出生体重児は、生きていく上での余力がそれほどたくさんありません。

その余力が少ない結果が「やせ」としてあらわれている可能性もあります。

母親が摂食障害を患っているがために「やせ」の状態で妊娠し、その影響で子どもが低出生体重で出生することもあるでしょう。

その子どもは将来的に妊娠糖尿病や2型糖尿病になりやすい体質となります。

母親が摂食障害であれば、その子どもも摂食障害となる可能性があります。

子どもが摂食障害を発症していれば、若年期の「やせ」はある意味当然の結果です。

若い頃に「やせ」があり、妊娠時に妊娠糖尿病を発症する女性の中には、このような方もいるはずです。

若年女性の「やせ」の群で、なぜ妊娠糖尿病の発症率が高いのか、今後の知見が待たれます。