摂食障害のホームページ

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【9】-2 妊娠中期 ~後期 妊娠高血圧症候群 ⑫ 摂食障害とのカンケイ その4 連鎖する

摂食障害は世代間連鎖します。

母親が摂食障害を患っていると、その子どもも摂食障害となりやすいのです。

アルコール依存症と同じです。

母親が摂食障害で妊娠前から「やせ」であったり、妊娠中に体重がうまく増やせなかったとします。

そうなれば、母親に他の妊娠合併症が無くとも、生まれてくる子どもは低出生体重児となるでしょう。

その子どもが女の子であった場合、将来妊娠したときに妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病・早産・胎児発育不全を合併しやすいのです。

母体が摂食障害を患っていると、妊娠時に忌避すべきトラブルを起こしやすい体質をわが子に与える可能性があります。

その女の子が摂食障害をも受け継いだ場合、妊娠前から「やせ」があったり、妊娠中の体重増加の不良を認めるかもしれません。

その女の子のお腹の子どもは、二重の低栄養に苦しむことになる、ということです。

母体の「やせ」や体重増加不良による低栄養と、妊娠高血圧症候群などに伴う胎盤機能の低下による低栄養です。

この場合、低栄養による被害はより深刻となるでしょう。

子宮内低栄養によって子どもが受ける被害は、胎内環境で増幅され、次世代へ継承されていく可能性があります。

そして母親が摂食障害を患っている場合、その度合いが非常に大きくなることが予測されます。

母親に摂食障害があることは、次世代への影響の面からも、非常に不利に働きます