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摂食障害で耳下腺が腫れるしくみ ②

過食嘔吐や、チューイングでは、通常の食事の何倍~何十倍も噛んで、飲むという動作を繰り返します。

大量の食べ物をなじませるために、その分、大量の唾液も必要になります。

耳下腺で唾液の産生が活発になるだけでも、耳下腺が発達し、大きくなる原因になります。

また、過食嘔吐やチューイングでは、通常の何倍、何十倍と噛む動作を繰り返します。

食べ物によって口の中が傷ついたり、自分で口内を噛んでしまったりする回数も、通常の食事よりも多くなります。

嘔吐がある場合、吐物に含まれる胃酸が口内全体に火傷のようなダメージを与えます。

過食嘔吐、チューイング行為がある場合、その方の口内は、荒れて、傷が多く、ダメージの多い状態です。

ダメージ、炎症は、痛みや腫れを伴います。

口腔粘膜にある耳下腺開口部やその周辺の口腔粘膜にダメージが及ぶと、その腫れによって耳下腺開口部が圧迫され狭くなります。

過食嘔吐やチューイングによって唾液の産生は活発に行われているのに、その出口である耳下腺開口部は狭くなるので、耳下腺が腫れてしまう、と思われます。

過食や過食嘔吐、チューイングでは、たくさん噛むので、噛むための筋肉である咀嚼筋(そしゃくきん)が発達します。

咀嚼筋は顔周りの筋肉を構成しています。

耳下腺で作られた唾液が通るクダは、顔周りの筋肉をまたいだり、つらぬいたりして、頬粘膜の耳下腺乳頭に開口します。

過食や過食嘔吐、チューイングの影響で咀嚼筋が発達し、その唾液の通るクダを物理的に圧迫することもあるでしょう。

耳下腺開口部が狭くなる以外にも、耳下腺で作られた唾液の通り道の段階で、唾液の排出がじゃまされて耳下腺が腫れる場合もあるでしょう。