摂食障害のホームページ

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【15】-3 摂食障害の専門的な治療について ⑤ 摂食障害の薬物療法

・薬物としては、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)などの抗うつ剤が過食嘔吐を減らす効果があると言われています。ただし、長期の効果については不明で、薬物だけでの完治は困難だと考えられています。
(「摂食障害情報ポータルサイト(HP) 一般の方へ 摂食障害について 摂食障害はどんな病気? 神経性過食症 治療」より抜粋)

・しかしながら、現状では、本症は心療内科的な対応しかできない難治性疾患であり、特効的な薬物はありません。
(「難病情報センター(HP) 中枢性摂食異常症 3.研究班としてトピックス的な話題など」より抜粋)

このように、過食・過食嘔吐・チューイング症状に対する薬物療法の効果ははっきりせず、現状、摂食障害の特効薬はありません。

過食衝動を無くしてしまう薬は無いのです。

精神科領域の薬物が開発されてきた歴史をひも解けば、薬物への過剰な期待はかえってアダとなることが分かると思います。

しかし、精神科領域の薬物療法は、摂食障害に併存するうつ病など、その他の病状に有効な場合もあるでしょう。