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【14】-2 チューイングとむし歯、口臭 ② チューイングで唾液が不足するしくみ、それによりむし歯になったり口臭が出るしくみ

チューイングでは、普通の人が食べ物を食べるときの何倍も噛んでいて、その分、唾液もよけいに必要になります。

チューイングは噛み吐きですから、唾液ごと吐きだしたりして、唾液を無駄遣いしてしまいます。

よけいに使っているものがそのうち足りなくなるのは、普通のことです。

チューイングをすればするほど、口内の唾液は不足しがちになるでしょう。

また、チューイングでは、たくさん噛むことで、口の中を誤って傷つけたり、出血したりして口内が荒れやすくなります。

口内の荒れや、傷によって、唾液が分泌される出口や通り道が狭くなったりして、唾液の分泌がスムーズにいかず、口内の唾液が減ることもあるでしょう。

唾液がつまったりして、唾液を産生する唾液腺に炎症がおきたりすれば、さらにに唾液の分泌は減ります。

この唾液のつまりや炎症によって、唾液腺である耳下腺が腫れると、顔がまるくなったり、ふとったり、むくんだように見えてしまいます。

そういうわけで、チューイングをする人の口の中は、食べているときでも、食べていないときでも、常に唾液が少ない状態に陥りがちです。

唾液の不足は、むし歯、口臭の原因となります。

唾液は、口内の菌を胃に押し流してくれたり、食べ物の残りカスを洗い流してくれ、口内をきれいに保ってくれる働きがあります。

唾液が減ることで、口内の自浄作用がうまくいかず、口臭が出やすくなったり、むし歯菌の働きが活発になり、むし歯にもなりやすくなるでしょう。